Eyewitness Weather

こちらもVery Short Introductionシリーズの時と同様に、仕事で気象関連の正式な英語表記を学ぶ必要があった際に見つけたものです。

このEyewitnessはイギリスの出版社(DK社)が発行しているこども向けの図鑑シリーズで、写真とビジュアル資料が豊富に掲載されています。また、本の構成も、こどもが自然に気象に興味を持ってもらえるような流れになっています。

まず、大気は常に動いていて、自然にこのような影響を与えている、と植物や動物、昆虫などの身近な世界の写真で導入があります。

そこから昔の人たちはどうやって自然を観察してきたか、具体例としてガリレオの発見した原理を使った温度計や、ガリレオの弟子であるトリチェリが発明した水銀気圧計の紹介で好奇心を刺激します。

そのあと、天気の仕組みや気候変動といった本格的なテーマについて詳しくページを割いていく、という順番です。

※ガリレオ温度計:
液体の密度は温度によって変化するという原理を使った温度計。具体的には液体の入った筒に、液体を密閉したそれぞれ密度の異なる複数のガラス球を入れる。例えば筒の周りの温度が上がると筒の中の液体が膨張し密度が下がる。ガラス球の中の液体の密度は変わらないので、その時浮いているガラス球の現す温度と沈んでいるガラス球の現す温度の境目が現在の気温となる、という仕組み。

※トリチェリの水銀気圧計:
水銀で満たしたガラス管を容器に口の方が下になるように立てた時、容器に流れ出した水銀の表面を押す大気の圧力と、ガラス管の中に残った水銀の重さの釣り合うところで静止する。というトリチェリの実験をもとにした気圧計。その水銀の高さが760mmの時を1気圧 (=1013hPa)とするという基準の元となった。

裏表紙には、このシリーズ通しての目的を三点挙げています。
・一人で読書する習慣を手助けすること
・(テーマに関する)幅広いトピックを扱い語彙数を増やすこと
・子どもが自然ともつ身の回りの事柄への好奇心を引き上げること

英語で学問を始める最初の本として打ってつけです。


Eyewitness Weather EYEWITNESS WEATHER (DK Eyewitness) [ DK ]

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